平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

当社は平成12年（2000年）に設立し、主にFRPハニカムパネルを使用した箱状製品をパネルの原板から最終完品まで一貫生産で行っております。

箱状製品をFRP成形する場合、一般的には成形型を使用するため寸法の自由度が制限されますが、パネル成形は製品寸法の自由度があり少量からの作成が可能かつ型の償却などを考慮する必要がなく、成形方法としては大変優れています。

しかし、FRPはガラス繊維と樹脂の複合材のため再利用が難しく、樹脂はそもそもが石油製品のため環境負担が大きいことが問題視されています。

当社では環境負荷を軽減するために、材料の一部に再生紙を利用し環境問題に取り組んでおります。

再生紙を利用したFRPは一般的なFRPと比較し、同様の厚みを保ちながらも樹脂の使用量を1/5以下に抑えることが可能です。

私たち株式会社FRPカンノは「FRP」という耐久性・軽量性に優れた材料を今後も活用していくため、材料の置換などの環境問題に積極的に取り組む企業であり続けます。

今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。